Shopify 設定

ShopifyサイトでSEO対策を意識する時に確認したいポイント

Shopify のデフォルト設定で、基本的な SEO対策(検索エンジン最適化)を行うことは可能です。

参考 SEOとは!?Shopifyで今すぐできる対策をご紹介!(Shopify ブログ)

しかし、これらの設定を行うだけで検索上位が取れるほど Google のアルゴリズムは簡単なものではありません。

このトピックでは、Shopify サイトで設定できる SEO対策はもちろん、2020年に入ってからの SEO対策で意識すべきこと、そして SEO だけに依存しないショップ販売戦略をまとめています。

Shopify に限らず「ECサイトの SEO対策」は難しい

Amazon や楽天市場、Yahoo!ショッピングのように、ドメインパワーが強力なサイトでなければ、Shopify に限らず無名のサイトが上位に食い込むことは簡単ではありません。

ただでさえ、年々 Google の検索アルゴリズムは複雑化しているので、特に末端のショップが真っ向勝負すると「大やけど」を負うことになります。

そして、一般的なウェブサイトやブログよりも ECサイトは特に SEO対策が難しいものとなります。

ECサイトはページ重複が起こりやすくコンテンツが乏しくなりがち

Google は似たような内容のページが多数あるサイトを好みません。
Google が検索アルゴリズムにおいて目指すところは、「ユーザーへの素晴らしい検索体験の提供」です。

検索した際に、同じようなページが乱立していては検索ユーザーの利便性が下がることは言うまでもありませんよね。

しかし、ECサイトではどうしても似たような内容の商品ページが複数存在してしまう場面が出てきます。

商品名と品番以外の部分がほとんど一緒のようなページを量産してしまうと、クローラーからの評価が下がる、もしくは評価が分散する、最悪の場合クロールされないといった事態になりがちです。

ECサイトの大御所ともいえる『北欧、暮らしの道具店』さんのように、各商品ページの内容を骨太に仕上げてページ自体のユニークさを確保し、さらにユーザーに読ませるコンテンツとして提供することで、サイトでの滞在時間や回遊率を上げ、結果的に検索クローラーに良いシグナルを送ることは可能です。

ただ、ここまでの規模とクオリティを担保したサイト構築・運営を行うことは、皆ができることではありません。

似たようなページが多数ある場合は、canonical タグを用いて URL を統合・最適化することは可能ですが、それなりにサイト構造を設計できるスキルが要求されるうえ、こちらのタグも 100%機能する保証がある訳ではありません。

参考 重複した URL を統合する – Search Console ヘルプ

Shopify は SEO対策に特化して作られたサイト構造ではない

Shopify は SEO対策に弱いとは言いませんが、万全に策が練られた特化サイトとも言えません。

Shopify では1つの商品ページに対して複数の URL が生成される

この場合、先述の canonical タグが付与されるなど、基本的な SEOチューニングを実施できるフィールドは用意されています。

ただ、これらの項目を最適化するだけで検索上位を取れるほど SEO対策は簡単ではありません。

画像やソースコードの圧縮、キャッシュの利用によるサイト表示高速化であったり、

こういったサイト全体のカスタマイズなどは、Shopify よりもワードプレスなど他のプラットフォームを活用した方が

筆者が運営しているサイトも、Shopify のショップをルートドメインとし、SEO対策による検索流入の獲得は、以下のようなイメージでサブドメインにワードプレスを設置してブログメディアを運営する形としています。

  • ショップURL:https://exsample.com/
  • ブログURL:https://blog.exsample.com/

ただ、ブログメディアと言ってもそこまで心血を注いでいる訳ではなく、「ある程度検索ニーズがあり、かつ、検索ボリュームが大き過ぎないクエリ」のみを取り扱った規模としています。

その理由は、SEO対策だけに注力することは、もはやコストに見合わないものだと判断しているからです。

ECサイトに限らずSEO対策に多大なリソースを注ぐことはコストに見合わない

筆者が SEO対策について勉強を始めたのは 2010年頃でしたが、当時でも SEOを左右する検索アルゴリズムには 200項目近いルールがあると言われていました。

しかし、近年では人によっては「500項目くらいあるよ」「いやいや 1,000を超えるよ」といった意見もあります。

つまり、正解がどうこうではなく、SEO対策は「アンタッチャブルな領域」に入ったと言っても過言ではない、くらいの認識で良いと個人的には思っています。

ただ、これは SEO対策を完全に行わないのではなく、必要最低限は実施することを意味します。

次章では、Shopify サイトで実施できる SEO対策について解説します。

Shopify サイトで設定できる SEO対策

冒頭に記載したとおり、Shopify サイトのデフォルト設定にて基本的な SEO対策を行うことは可能です。

しかし、繰り返しになりますが、これらの設定を行ったら検索上位化が実現する訳ではありません。

あくまで「やっていて当たり前」くらいのニュアンスです。

Shopify 設定で行う SEO対策

 

各種ページ設定で行う SEO対策

上記のサイト全般における設定とは別に、Shopify では下記の各ページで個別の SEO チューニングを行うことが可能です。

  1. 商品ページ
  2. ブログ記事
  3. ページ

ページ最下部に「検索結果のプレビュー」という項目があり、その右側にある「ウェブサイトのSEOを編集する」を押下すると入力フィールドが表示されます。

すると、折りたたまれた部分が展開され、「ページタイトル」「説明」「URLとハンドル」のフィールドを任意で設定することができます。

ページタイトル

meta title 部分の内容で、検索結果一覧に表示されるページのタイトルとなる。
SEO対策において重要度が高い。

説明

meta description 部分の内容で、検索結果一覧に表示されるページの説明文となる。
SEOにおいて直接の評価対象にはならないとされているが、ユーザーの興味をひく内容を記述することでページへのクリック率が大きく変わるため重要度は高いと言える。

ちなみに、一昔前まで meta keyword という SEO対策におけるシグナルの1つとされる項目も存在しましたが、現在は Google はサポートしていないため登録は不要です。
(不要どころか競合ライバルに狙っているキーワードを明かすことにもなります。)

URLとハンドル

Shopify における「ハンドル」とは、仮にページの URL が https://exsample.com/hoge だった場合、hoge の部分がこれに該当します。

このハンドルを特に変更しない場合は、そのページのタイトルがそのまま挿入される形となります。

たとえば、Shopify サイト内のブログで『ブログを始めます』といった投稿タイトルにした場合は、下記のようなハンドルが生成されます。

例:https://exsample.com/ブログを始めます

しかし、このままだといくつかの点においてデメリットが生じるおそれがあるため、ハンドル名は以下のルールで命名することを強くおすすめします。

ハンドル名の(おすすめ)命名ルール
  1. 半角英数のみで入力する(全角文字を入れない)
  2. ハンドル名を見ただけでページの内容がある程度想像できるもの

先ほどの例を用いると、https://exsample.com/blog-start とすることで上記のルールに沿うことができますね。

わざわざこのような手間をかけて設定する理由の詳細は割愛しますが、このルールを守っていると以下のような場面で「よかった」と思える時が来るかもしれません。

  • アクセス解析を行うとき
  • ユーザーがページをシェアしてくれたとき
  • サイト内の特定ページをフィルタリングしたいとき etc.

何よりも、ハンドルはそのページ固有のもので、検索クローラーが識別する ID のような存在となるため非常に重要な要素でもあります。

後からでも変更は可能ですが、一度決めたハンドルを変更するのは SEOにおいてもデメリットになり得ますので、ページ公開前にきっちり設定しておくことをおすすめします。

Shopify におけるハンドルについては、Google 公式による下記のエントリーも参考になるかもしれません。

参考 シンプルな URL 構造を維持する – Search Console ヘルプ

CSV でも Shopify の SEO設定は可能

なお、これら各ページの SEO設定は Shopify 標準機能となる CSVインポートを使うと、一括で登録・修正ができます。
Shopify での CSV の利用法については、下記のエントリーで詳細を解説しています。

Shopify(ショッピファイ)で CSV インポートを使いこなすために知っておくべきこと
ECサイトの商品管理において CSVファイルの利用は必須要件となりますが、Shopify(ショッピファイ)ではもちろんこの機能が標準で用意されています。 ただ、商品画像が複数あったり商品バリエーションがある場合は多少のクセがあります。...

ECサイトで検索上位化を目指すべきは「ショップ名」

EC物販サイトで検索上位化を目指したいキーワードとしては、「商品名」もしくは「ジャンル名」ではないでしょうか。

ただ、これらのキーワードは当然ながら競合ライバルが存在し、攻略難易度も必然的に高いものとなります。

では、どこに注力するべきか?

答えは「自分のショップ名」となります。

検索順位は他サイトの数によって変動する、つまり SEO対策は相対的な結果となるため、フィールドの分母が大きくなるほど戦いは不利になります。

一般ワードはすでにいくつもの同業他社に専有されている可能性が高いですが、「自分のショップ名=固有名詞」であれば、ライバルは確実に少なくなります。

ショップ名はオリジナルな名称に

たとえばペット服を扱うショップを Shopify で運営していた場合を例とします。

仮にショップ名を『Petify』とした場合、

SEO対策に依存しない販売戦略

 

各種 SNS でのフィールド拡充

 

各種媒体での広告出稿による露出強化

 

メールマガジンによるダイレクトなアプローチ

 

商品に DMフライヤーを同封しリピーター獲得

 

SNS にショップURL を記載しておけばさほど問題は無いかもしれませんが、

集客ルートを多数持っておくことが最重要

サイトへの集客を SEO対策だけに依存していると、アルゴリズムのアップデートが起こった際に大ダメージを被ります。

サイトへの集客を SNSだけに依存していると、何かの拍子でアカウント凍結された場合のリスクがあります。

つまり、1本の柱でガッツリ集客しようとするのではなく、まんべんなく集客ルートを確立しておくことで、不測の事態が起こった時もリカバリーしやすくなります。

この辺りはウェブ上の話だけではなく、ビジネス全般においての定石と言えますね。

もちろん管理しきれないほど手を広げて、浅く広く薄くなってしまっては逆効果になってしまう可能性もありますが、どの柱が大きく化けるかは実際にやってみなければ分かりません。

取り扱いジャンルによって、各集客チャネルのユーザー層の分布も変わってきます。
最初のうちは一旦ボールを投げ入れておき、反応が濃い部分から順次最適化していくといったスタンスで良いのではないでしょうか。

ECサイト売上げアップの肝は「ユーザーとの距離が近い場所を確立する」こと

長くなりましたが、Shopify に限らず ECサイトの運営には

 

 

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